中国が引き起こしたバブル

中国では資本規制があるため、自由にお金を海外に持ち出すことができない。不動産の所有権は国にあるため、借地権を購入することしかできない。そのため、中国人富裕層が日本、オーストラリア、アメリカ、カナダと世界各国で不動産を買い漁っているのはあまりにも有名な話だ。富裕層の海外移住も進んでいる。中国でピットコイン投資が盛んになったのは、あまりにも自然だった。ピットコインに交換すれば、資本規制をくぐり抜けて、いくらでも海外に資産を持ち出せるからだ。キプロスのようなタックスヘイブンに口座を用意しておけば、人民元を中国国内の取引所でピットコインに換え、そのピットコインを国外の取引所でドルやユーロに換金し、その国外の取引所からタックスヘイブンに聞いた銀行口座に資金を移す、なんてことも簡単にできてしまう。もちろん、取引所では本人確認を行うので、中国国内の取引所からビットコインをウォレットという専用の管理ツールに移したことを中国当局が追跡することは可能だ。が、さらにもう一つウオレットを用意して送金してしまえば、“その先”は追跡のしょうがない。ウォレットをつくるのに個人情報の入力は必要ない。ピットコインは匿名性を担保した仮想通貨なのだ。だから、「この送金相手は誰だと当局に追及されても、「知らない盗まれた」と言えばいいだけ。実際に中国人がそのような使い方をしているという証拠はない(追跡もできない)が、そのピットコイン熱の異常な盛り上がりは確認できる。

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